焼香の煙と薫り
焼香の煙
葬式や法要で香を焚き故人や仏様を拝みます。仏教では、焼香の薫りは仏様の食べ物と云われています。煙が地上と天を繋ぐとも。
また、人間の穢れを焼香でとり、清い状態で故人や仏様に手を合わせる。
大抵は寺院や葬儀社で用意されているものを使います。
余り煙臭くない。
講座では1~2年に一度焼香を作ります。
老山白檀や沈香を容れて。実際使われた方はお坊さんによい薫りだと褒められたと仰って下さり、人気は上々。
ただ、実際植物を燃やしているので、煙が多い。私も約20年前父の葬儀で自分の作った焼香で煙がもくもくしていたのを覚えています。
市販品の焼香
基本、どこをとっても薫りが変わらず、安定した薫り。
ゴマ粒のようなものがはいっているものもあるし。よければそれだけを燃やしてみて下さい。薫りの差がわかります。
香司限定アドバンス講座
現在、茶心香心堂の香司養成講座を卒業された方々にアドバンス講座を開いています。
今月は、天然原料だけど煙が少なくなる方法など、ご説明と作成を行いました。
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