楊貴妃の香り ー長安夜の宴ー
楊貴妃の香り
日中友好会館美術館でのイベント-長安夜の宴- 「琵琶の音色と古代の香りで癒されるナイトミュージアム」に行ってきました。
17時過ぎに美術館に入ると練香の薫りが致しました。琵琶の演奏が始まるまで美術館の中を一回り。
長安は唐の時代の首都にあたります。
唐の時代は日本の飛鳥時代、奈良時代、平安時代初期にあたります。日本の文化にはかかせない時代。今回の展示物も、何だか正倉院展で見たようなものが多々ありました。(正倉院の収蔵物は唐から来たものですし)
今回、長安の街、当時の服装や髪型、食べ物、お茶など、身近に感じる展示でした。
お茶については、また次回に書きます。
電気香炉で幾つかに砕いた練香が焚かれています。
楊貴妃幃中衛香 特別に作られたお香かと思っていたら、どうやら中国で販売されているお香のようでした。梅花に麝香を強く足したような、美しい香りに感じました。
琵琶の演奏終了後に再度香炉まで行ったら、空き瓶を逆さにして薫りを詰めていた強者がいらっしゃいました。なるほど。溜ったかしら?
19時から30分間琵琶の生演奏を聴きました。 絵から抜け出て来たかのような、もとい、タイムスリップしてきたかのような美しい方の演奏でうっとり。当時の長安ではどんな音楽が奏でられていたのでしょうね。
心地よい時間を過ごしました。
詳しくはこちら
https://jcfcmuseum.jp/events/event/2024-14/
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