極品タニ笹 沈香の種類
こんにちは。
ご覧下さり、ありがとうございます。
本日、茶心香心堂では、午前中香司の方向けアドバンス講座で宿題の黒方と、聞香炉の扱い、 午後は黒方の練香作りを行いました。
沈香はMY番既にない沈香の薫りも強いものを使って作りました。
調合の時も、練香を丸める時も、本当に無口になってしまうのですね。真剣に、自分に向き合う時間です。
薫りやお香も好きですが、その時間の使い方もすばらしくないですか。
なかなか自分に向き合う時間って作れないので、嬉しくなってしまいます。
沈香、蒸している?
さて、この沈香、恐ろしく昔、何故か東急ハンズで売っていたもの。
表面に脂が上がっているのがわかりますか。左側のがわかりやすいかな?
これは、脂が自然に表面にでているのかと思ったら、違っているとのこと。
現地で蒸して脂が入っているのをわざとわかるようにしていると師匠から教えてもらいました。
多くてしみ出しているわけではないことを頭の片隅においておくとよいと思います。
極品タニ笹
インドネシア産、タニ沈香。すっと直線的、辛味のある沈香です。
笹というのは、沈香のかたちから。
沈香の見た目ではなく、薫りをしっかり聞いて自分の中にものさしを作っておくと、いずれどこかで購入する際、お香を作る際、自分の基準、好きな、求める香りの方向性がわかっていいですよ。
明日は、NHK学園市川オープンスクール、はじめての和の薫り講座。そちらでも老山白檀、沈香の薫りを聞く内容になっています。
私も、何種類か薫りを聞いているとハイになって、一緒に香りに酔いしれて…講座で話すことを忘れてしまうので、しっかりレジメを見ながら話します。
皆さまもすてきな一週間をお過ごし下さい。
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