茶心香心堂

沈香の種類 シャム沈香 薄笹

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こんにちは。

いつもご覧下さり、ありがとうございます。

昨日はPCが不調で写真をアップしようとするとフリーズしてしまい、仕事のメールにも写真を添付できず、困っていました。

 

3月に新百合ヶ丘産経学園で匂い袋の体験講座を行うことになりました。第3火曜日午前の定期講座に受け入れ。 

一寸作ってみたいな、天然の香りを知りたいなと思われる方はぜひ、ご参加下さいね。

お待ちしております。

 

あと、「沈水本泥」の記事で、高幡不動の立派な掌和の沈香の写真をアップしました。

 

シャム沈香 うす笹

 

前回はインドネシア産の沈香、丸太のようにがっちりと沈が走る様子をご覧頂きましたが、

今回はシャム沈香です。

 

シャム沈香の採れる地域 

沈香は、タイ、ベトナム、カンボジア、昔は産地別の名前でも売られていましたが、今はベトナム産で統一されています。

 

タニ笹より、本当に薄いです。

断面に小さな穴が見えますか?

沈香は縦に走っていますので、沈香がある範囲が狭く、沈香のない処を削いだら薄くなったということでしょうか。

 

シャム沈香はふわっと横に広がる甘い香り。

 

 

何故、何種類もの沈香の薫りを聞くのか

 

もちろん、一種類の沈香の薫りを聞くだけで満足できます。

ただ、薫りは分析とか理解を通さずに、私たちの記憶に残ります。

ですので、記憶した中から気にいった薫りがあると、自分がお香づくりで調合している際に、目指す光にその薫りがなるのです。

ですので、自分の香りの引き出しを増やしましょう。

 

昨夜友人とベトナム料理を食べに行き、

お皿がテーブルに乗ると、私が「わぁ、ココナッツの香りが~」「珍しくカレー、ブイヤベースのような香り」とひとつひとつに無意識に言っていたら、友人に「やっぱりみをって香りがわかるんだね」と言われました。

どんな時も香りを心に留めて楽しんでいます。それらも引き出しを増やしてくれています。か、引き出しがあるから、すぐ話すのか。

 

 

次回は伽羅とチャンパ王国について、書きたいと思います。

 

ありがとうございました。

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