無農薬、土壌にこだわる烏龍茶
三坑二窠二澗のお茶
烏龍茶の中で、人気の高い岩茶をご存知ですか?
天英茶業は、武夷山の正岩茶畑、その多くを武夷山の正岩茶区内の昔から良い茶葉が採れる事で有名な、三坑二窠両澗(San Keng Liang Ke Liang Jian)と呼ばれる地区に173,160㎡(52472坪)所有しています。
坑も窠も澗も広義の谷という意味です。
二窠とは大紅袍がある九龍窠と竹窠の土地を指します。その他、正岩茶区の大王峰、班竹窠、青獅岩、岩子下等にも畑を所有しています。
どの畑もそのひとつひとつは面積が小さく、岩盤の上に適当な斜度のある畑で、高湿度、日照時間が短い等、岩茶を育てるのに最適な自然環境にあります。そして、それら全ての畑は無農薬で栽培し、年1回の茶摘みしか行っていません。
これらの地区は、湿度、日照時間等の他、土壌成分も格段によくミネラルも豊富で、味のあつみに深く関わっています。
(写真の嘉葉は天英の子会社名)
目次
何故、その畑を所有できるの? 創業ストーリー
2004年、天英茶業の創業者方敏会長は、広東省中山で不動産業を行っていました。
彼女自身とその仲間は、仏心が高くチベットで修行した方達でした。
安心安全なお茶を飲みたい。
伝統を守りたい。
その思いから、この三坑二窠二澗の茶畑を買ったのです。
自然、有機、健康的な生活の希求
中国の茶文化は世界に誇れる茶文化でなければならないと考え、正しい道(考え方)、正しい栽培、正しい工法、正しい商品、正しい価値で、高品質の茶葉を追求する。
それが、天英の精神です。
ただ、よい葉があるだけでは、よいお茶になるとは限りません。
茶師が必要です。
老喜公と永楽禅寺
その昔、大紅袍を武夷山にある永楽禅寺の求めに応じて制茶した事で知られる”老喜公”こと、黄瑞喜(1898年生)老師が、この天英茶業の茶師である朱建福の母方の祖父にあたります。
黄老師まで300年続く茶農家茶師としての記録があり、その伝統の技で最高の岩茶を作ります。
天心岩村に育った朱建福茶師は、茶樹の栽培から制茶まで行う今では数少ない茶師です。
朱建福茶師は、お茶の葉本来の良さを最高に引き出します。
勝手に人間が加工するようなことはしません。
天英の天地人
最高の正岩茶を作る三ヶ条
天 最良の環境(武夷山):天候に恵まれ、ミネラル豊富な土地
地 最適な茶畑(自社の畑):正岩茶地区最高の地域、三坑二窠両澗の畑
人 最高の製茶技術:天心岩に生まれ育った工場長 茶師 朱建福
天英茶業は、岩茶、鳳凰単叢、黒茶(生黒茶のみ)を中心に販売されて、2011年まで東京事務所が銀座にありました。
(私はその前年から天英のお茶のファンになり買い求めに行っていました。)
震災の後、東麻布の海風號でお茶の販売をされ、その後中山に帰国されました。
茶心香心堂では、中国茶はこの天英茶業の茶葉のみ、日本茶は錦苑の茶葉のみを取り扱っています。
茶心香心堂での天英茶業の岩茶の取り扱い (現在)
・武夷肉桂 正岩茶 25g 2160円(消費税込み)
・武夷水仙 正岩茶 25g 2160円
・大紅袍 正岩茶 25g 2700円
ご注文
はメールにて、商品名、個数、お名前、ご住所、電話番号をご記入の上、ご連絡下さい。
info@chashin-koshindo.net
前の記事へ
次の記事へ