練香を焚く時のコツ
簡単なひと手間で驚くほど違う 練香の焚き方
よく生徒さんに練香が薫らないと言われることがあります。
正確には、練香自体は薫るものだけど、香炭と灰がうまく温度が上がらないということです。
香炭に火を点けたけど途中で消えていたり、小さな香炭の火は熾きているのに温まっていない?
直接見ていないのでわからないのですが、しっかり薫らせる方法を覚えましょう。
もうひとつの別のメリットもあります。
練香用の香炭を用意する前に、別に火を点けた香炭を香炉に容れておく。
そうすることにより、しっかり香灰が温まります。
香炉の縁に手を当ててみて下さい。数秒後に熱く感じませんか?
また、別のメリットとしては、香炉に灰をいれっぱなしにしていた場合、
灰が湿気を吸っている、
灰が部屋の匂いを吸っている、
場合があります。
その問題を最初の香炭が解決してくれます。
灰もさらさらになり、これから使う香炭がたち消えしなくなります。
そして、本番。
2つ目の香炭に火がしっかり熾ったら、灰に少し埋めて、近くに練香を置いて下さいね。
お正月、練香を焚いてみませんか。
ご家族やお友達、お客様が集まった時、そこはかとなく和の薫りが漂うって、和みますよね。
それも自分が調合した薫り。
話も弾みます。
これから作れば、旧正月に焚くのは如何でしょうか。
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