イギリス 戴冠式の塗油について
こんにちは。
暫く時間が空いてしまいました~。
私は近所の旧古河庭園に毎朝9時開園と同時に入り、薔薇の香りを満喫して帰るという日々を過ごしていました。
朝曇っていると油断していたら、日焼けしてしまい困っています(泣)
塗油式(とゆしき)とは
さて、5月6日イギリスのチャールズ国王の戴冠式が行われましたね。
「塗油の儀式」は非公開でした。
それだけ神聖なものです。
一般的に、塗油の儀式とは、油又は脂を人又は物に塗って、それらのものが神聖なものとの新しい関係を得たことを象徴する儀式です。
キリスト教の塗油式には、病人のために祈る病者の塗油式、堅信の塗油式などがあります。
目次
戴冠式の聖油
今回の聖油はエルサレムのオリーブの山から収穫されたオリーブにセサミ、そして、ローズ、ジャスミン、シナモン、ネロリ、ベンゾイン(安息香)、アンバー、オレンジなどが調合されているそうです。
3月3日にエルサレムで聖油の奉献式が行われたそうで。
過去、ジャコウネコやマッコウクジラの油が使われてきたが、チャールズ国王が動物虐待反対なので、アニマルフリーの聖油になったそうです。
と、ある新聞の記事から書かせて頂きました。
が、調合された中にアンバーの名前が入っていますよね。言わずと知れたアンバーグリス、つまりマッコウクジラから獲れる龍涎香です。
アニマルフリーであれば、実際は入っていないのかしら。
聖油の香り
アニマルフリーでも、ローズ、ジャスミン、シナモン、ネロリ、ベンゾイン、オレンジ。
想像すると、それだけでもうっとりしてしまいますね!
ミドルノートの華やかな花々、ローズ、ジャスミン、ネロリの気品ある香りに、トップノートがオレンジ、ボトムがベンゾインで甘く重く、そしてシナモンが引き締める。
調合量はわかりませんが、これらの原料で作りたいですね。
香油づくり講座
茶心香心堂では、香油講座も行っています。
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