緑茶の抗菌作用 食後は緑茶で
こんにちは。茶心香心堂です。
カテキンの抗菌作用
緑茶によるうがいの話を書きましたが、今日は抗菌作用について。
緑茶のカテキン、EGCgやECgは、コレラ菌等の病原菌に対し、抗菌、殺菌作用があります。
その他、毒素型食中毒細菌であるボツリヌス菌の胞子が死滅するとされます。
このEGCgやECgは、90°以上の湯温で溶出が上昇します。
90°の湯温だとお茶の甘みはでてても渋味がかっている状態。
また、このカテキン類は、一寸お高い上級煎茶の方が浸出率があがります。
目次
理にかなった食後の緑茶
お寿司屋さんで最後にだされる緑茶が渋めでも、口の中もさっぱりするし、効果も期待できます。
勿論、お薬ではありません。
けれど、お薬よりすごいのが、カテキン類は乳酸菌やビフィズス菌等の善玉菌には殺菌作用が弱く、クロストリジウム菌やブドウ球菌などの悪玉菌には、殺菌作用が強く働きます。
山葵も柑橘、紫蘇も殺菌作用ですし、日本にはよいものが沢山あります。殺菌作用のある植物が多いのも、この日本の気候に関係するのかもしれませんね。
無農薬の高級煎茶入荷見込み
茶心香心堂では、宇治月ヶ瀬、1番茶しか製茶せず農薬を使わない農園の煎茶を今年は手に入れることを計画中。
予約販売したいと存じます。詳細はまた後日に。
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