茶心香心堂

武夷正岩茶とは

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美味しいと納得の烏龍茶

 

烏龍茶の種類

大陸(中国)の烏龍茶といえば、日本では鉄観音が有名ですね。

私も安渓県にガイドと共に行き鉄観音を仕入れたりしました。

でも、烏龍茶と言っても沢山種類があるのです。岩茶は烏龍茶の代表的な種類です。

 

 

閩南地域  安渓鉄観音(トンボの目玉みたいに巻いている)、本山、毛蟹、仏手、黄棪

閩北地域  岩茶

広東    鳳凰単欉(ほうおうたんそう)

 

 

 

岩茶の種類

閩北 福建省南平市にある世界遺産武夷山、奇岩と渓流に彩られた地区です。

ここで、岩水仙と奇種に分かれ、奇種には名欉と呼ばれる品種、単欉と呼ばれる品種があります。

4大名欉と呼ばれるのは、大紅袍、鉄羅漢、白鶏冠、水金亀です。

日本では4大名欉も知られていますが、大陸では圧倒的に岩茶と言えば水仙が飲まれています。

 

 

もうひとつの分類

 

それは、正岩地区の葉かそうでないか、です。

 

正岩地区とは、世界遺産風景地区の武夷山の中、岩でできた山の中に古くからある茶畑。イメージ的には山の中の棚田のような感じです。
岩場のミネラルが蓄えられ、狭い土地に深く根を下ろした樹のエネルギーを持っている茶葉。

 

正岩地区ではないもの

世界遺産地区では規制があるため元々の木々を伐採できなければ茶木を新しく植えることもできません。
でも、需要はあるため、山ではなく街に近い平地に茶畑が展開されています。静岡の広がる茶畑のイメージです。
この土地では本来の茶葉のもつ力強さが全くありません。

茶師による技術でそれなりになっていますが、正岩地区と比べると全く違うことが初めて飲む人にもわかります。

 

香気は馥郁と味わい深く、蘭の花のように深く長い岩韻。(飲んだ後、肺からまた香りが上がります)

滋味は、濃厚回甘、潤滑爽口。

 

中国での評茶表記がずばり表現しているのですが、濃厚で甘く、水だけど何か油分でもあるようなトロッと感じるような滑り。
私はアムリタ(サンスクリット語の不老長寿の水、仏教の甘露の水)を連想します。 そして、飲み込んだ後の口の爽やかさ。

正岩地区かそうでないかは、この滋味が決めてだと感じています。

 

日本のお茶専門店で購入した岩茶大紅袍を飲み美味しいと感じていました。

しかし、岩茶探究の道?で、正岩地区で無農薬茶を作っている会社の方と運命的に出会い、そこで頂いたお茶が私の眼を開かせました。ん?目から鱗? 全く別ものです。 それ以来ここの岩茶しか飲めなくなり、現在取り扱っている次第です。

そして、クラスでこの正岩茶を淹れるのですが、生徒さんより先に「美味しい~」と言ってしまいます。

 

茶心香心堂では、この正岩地区の無農薬のお茶のみを扱っています。

お問合せ・ご注文 info@chashin-koshindo.net

 

正岩地区 大紅袍 25g  2,700円(消費税込) 

     水仙  25g  2,160円(消費税込) 滋味重視の方に

     肉桂  25g  2,160円(消費税込) 香気重視の方に

 

 

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