極品黒タニ インドネシア産
こんにちは。
沈香の薫りを聞く講座
本日から茶心香心堂では、聞香炉の扱いと沈香の薫りを聞く講座が始まります。
今週は定例の匂い袋作り講座なども行っていましたが、薫りを聞く講座は1年に1度しか開催しません。
高級な沈香を何種類か焚きますので、どうぞ深い呼吸で、心に身体に留めて下さいね。
目次
黒太尼 くろたに
インドネシア産です。これも20年前から最上級ランク。
ただ辛いだけの薫りではなく、懐の広く深い、丸みを帯びて、でもすっとしています。
ホントに言葉にするのは難しい。
10年以上前に中華人民共和国商務省認定の高級評茶員になったのですが、その時の勉強に、茶葉の色形、水色の色、茶の香りと全てに表現が決まっているのです。
それがとてもきっちりしていて気持ちよく、薫りの感覚を伝えるにもそのようなはっきりした基準の言葉があればよいのにと思います。
タニ沈香はインドネシア産、マレーシア産をさします。
そしてマレーシア産の方が少し優しく甘く、インドネシア産の方が辛味がたっています。
緑タニなど、沈香の見た目の色から?わけて、黒タニが最高品種。
黒ダニって、濁らないで下さいね。
姿
このように飾れる天然の形のままのものを「姿」と呼んでいます。
沈香は、木の木質部に偶然のようにできる樹脂。一本一本樹脂の入り方が違うので、様々な形になります。
ベトナムの都市でみた沈香は全てが同じ形をしていて、気持ち悪かった~。
作為を感じます。
沈香を買うのに気をつけること
今年から、カタログのように写真をつけようと思い立って始めました。
ただ、沈香は薫りが命です。
作為的にこのような色や形にすることは可能です。
ですから、本当に由緒正しいお店以外のネットでのオークションやショップでは買わないことをお勧めします。
見極めポイントなどは、別に書きます!
私も友人も失敗しています。
勿体ないことをしないで下さいね。
見た目ではありません。
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